ライブハウスに初めて行くけど、ルールがわからない……
ライブに参加するときの服装ってどんな感じがいいの?
このページでは上記のような人達のために、ライブハウスのマナーや当日の流れ、おすすめの服装や持ち物などについて詳しく解説していきます。
ライブハウス初心者や、久しぶりにライブに参戦する人はぜひチェックしてみてください。
ライブハウスとは(基礎知識)
スタンディング形式で行われることが多い
ライブハウスで行われるライブは、基本的にスタンディング(立ち見)形式になっています。
そのため座席が無く、会場に入場したあとはある程度自由な場所でライブが観られるのが特徴です。
整理番号順で入場する
チケットに「52番」「Aの80番」など、番号が書いてあります。
これが整理番号で、この順番でライブ会場内に入場することができます。会場内のポジションは早いもの勝ちなので、整理番号が早い人の方が良い場所を確保しやすくなっています。
なお、整理番号にアルファベットが書いてある場合は「A」→「B」→「C」→「アルファベット無し」というような順で入場できます(ライブによっては順序が異なるケースもあります)。
ドリンク代が必要になる
ライブハウスでは、チケット代とは別にワンドリンク代がかかります。
大体は入場時にドリンク代を払ってドリンクチケットをもらい、ドリンク交換所でドリンクチケットとドリンクを交換してもらう形になります。
ドリンク代はライブハウスによって異なりますが、500~700円程度のところが多いです(2024年時点)。
ライブハウス当日の流れ
場所・開場時間・開演時間などを確認しておく
- 開場時間:ライブ会場に入れるようになる時間のこと
- 開演時間:ライブが始まる時間のこと
会場に行く前に、今一度ライブハウスの場所や開場時間、開演時間を確認しておきましょう。
場所や時間を間違えると、大切なライブに参加できなくなるかもしれません。
あわせて、忘れ物が無いかどうかもチェックしましょう。
開場時間の30分前くらいには会場に行く
スタンディング形式のライブの場合、開場時間の15~30分前くらいから、整理番号順に列が作られ始めます。
そのため、開場時間の30分前くらいに会場に到着しておけば、スムーズに整列に参加できます。
荷物をコインロッカーに預けたい場合は、もう少し時間に余裕を持って行き、整列前に預けておくのがおすすめです。
整理番号順に並び、入場する
チケットに書いてある整理番号順に入場列に並び、順番に入場していきます。
だいたいスタッフが「◯◯番の方~」という風に声かけしているので、自分の番号が呼ばれたら入場しましょう。
入場時は持っているチケットを見せ、さらにドリンク代を払ってドリンクチケットと交換してもらいます。
好きな場所で待機してライブを観る
入場後は、基本的には自由な場所でライブを観ることができます。
ただし、ステージ前方付近はアーティストを間近で観れるため、争奪戦になりますし、アーティストによってはモッシュ(身体のぶつかり合い)等が発生することもあります。
ライブ初心者なら、「柵がある場所」「両サイド」「後方」あたりが比較的ゆったり観れておすすめです。
ライブハウスの服装・持ち物
ライブハウスに行くときの服装
- 寒い時期:上着+ロンT+ズボン+スニーカー
- それ以外:Tシャツ+ズボン+スニーカー
ライブハウス内は狭く、人が密集しているため暑くなりやすいです。
またスタンディング形式でずっと立ちっぱなしなので、服装は動きやすくて軽いものがおすすめです。
春夏の暑い時期であればTシャツ(もしくはロンT)+ズボンで行けば、何も考えることなく楽に参戦できます。
問題は秋冬の寒い時期。会場内でアウターを着ていると暑いため、脱いで腰に巻くか、ロッカーに預ける必要があります。
もしくは、ユニクロのウルトラライトダウンやポケッタブルパーカーなど、コンパクトに畳めるアウターを着ていくのも良いでしょう。これなら入場時にサッと折り畳んでポケットやバッグに突っ込めばOKです。
ライブハウスに行くときの持ち物
- チケット
- 現金入りの財布
- 身分証明書
- 携帯電話
- 小さめのバッグ
- タオル
- ペットボトル
- モバイルバッテリー
- 替えのTシャツ(激しく動く場合)
- ライブ用の耳栓(爆音が苦手な場合)
バッグは大きいと邪魔になるので、ボディバッグなどのコンパクトなものにするか、入場前にロッカーに預けましょう。
ライブハウスのマナー、注意点
高さのある帽子を被らない
高さのある帽子を被ると後ろの人の視界を遮ってしまうため、マナー違反です。
また、つばの広い帽子も前後の人に当たってトラブルの原因になりかねないので、控えましょう。ライブハウスでは基本的に帽子は被らないのがおすすめですね。
ハイヒールや尖ったアクセサリーは着けない
ハイヒールなどの尖った靴や、アクセサリーを着けての参戦も控えましょう。
ライブハウスでこれらのアイテムを着けると、他の人の足を踏んでしまったときや、動いたときにアクセサリーが当たり、相手をケガさせてしまうリスクがあります。
場所取りはしない
ライブハウス内で荷物を置いての場所取りはできません。
トイレに行きたくなった場合は、トイレに行ったあと、改めて場所を確保するようにしましょう。
具合が悪くなったら後方に下がる
ライブ中に体調不良になってしまったら、早めに後方に下がったり、近くのスタッフに申し出ましょう。
我慢しているとさらに体調が悪化する危険がありますし、周囲の人に迷惑をかけるかもしれません。
まとめ
以上、ライブハウスのルールやおすすめの服装・持ち物について紹介しました。
ライブハウスはアーティストとの距離が近く、圧倒的な臨場感・一体感を楽しめるのが魅力です。
ぜひこのページを参考に、ルールとマナーを守ってライブを楽しんでください。